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そういう考え方もあるよね

っていう何でもありの雑多ブログ。

実用哲学のススメ。〜日常生活で結構使える哲学〜

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みなさんは哲学についてどのようなイメージを持っていますか?気になって、周りの人に聞いてみたりネットで調べたりしてみました。

実生活で全く役に立たない無駄な学問

当たり前のことをわざわざ難しく言ってるだけ

頭良い人だけが触れる領域

おぉ、悲しいかな散々な結果です...。僕の考えでは、哲学は決して無駄なものではないんです。すんごい実生活に使えます。そして、決して難解なものではなく非常にシンプルなものなんです。

というわけで、僕は日常生活にさらっと使える「実用哲学」というものを提唱したい。決して哲学に明るいわけではありませんが、僕なりの理解をなるべく分かりやすく書きます。

哲学をシンプルに考える

語弊を恐れずに言うと、「ヘーゲル弁証法とは〜...」だとか「ニーチェツァラトゥストラでは〜...」だとか語りたがるのはただの哲学オタクです。例えば、映画オタクが撮影をすれば素晴らしい映画ができるとは言えませんよね。それと同じです。

有名なパラドックスである「シュレディンガーの猫」だとか「アキレスと亀」だとかも思考実験としては面白いけど、それを語ること自体に実用的な意味はありません。正直、なんのこっちゃねんです。

そうやって形や言葉として残ってる有名なものは、先人たちが考えに考え抜いたこだわりのものなので、難解なのは仕方ありません。例えると、「晩に食べる肉じゃがを作りたいだけなのに、ジャガイモを育てる土の違いについてばかり語られてるような状態」ですね。土がどうなんて知識は、晩ごはん作ることに何の実用的な意味もないですよね。

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肉じゃがに特に意味はないです。

◆ひとことで言うと...

哲学とは「考えること」です。はい、とてもアバウトですね。

じゃあググってみましょう。 

〈哲学〉という言葉は,明治初年の段階で,西周(にしあまね)によって,英語の〈フィロソフィーphilosophy〉の訳語として作られた。〈フィロソフィー〉は,ギリシア語の〈フィロソフィアphilosophia〉に由来し,〈知恵(ソフィアsophia)を愛する(フィレインphilein)〉という意味の言葉である。

出典:philosophiaとは - コトバンク

 はい、よくわからないですね。

要するにですね、哲学は英語で《Philosohpy》といい、これを半分にすると

Philo(愛する) + Sophy (知恵)

となるわけです。つまり、 知恵を愛するということが哲学なんです。とは言ってもやっぱりまだしっくり来ないですよね。

知恵」っていうのがポイントです。「」だけだと頭でっかちのオタクですが、知恵になると実用性が出てきます。おばあちゃんの知恵袋、便利でしょ?

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ぽたぽた焼きに特に意味はないです。

つまり哲学ってどういうこと?

その便利な「知恵」を身につけるために「順序立てて論理的に考える」ということが哲学だと思っています。そのために、哲学には基本の3ステップがあります。それが哲学のすべてと言ってしまっても過言ではないと思っています。

下記がその3ステップです。

  1. 理解(あるトピックについて見知り理解する)
  2. 分解(そのトピックを原理や働きなどに分解する)
  3. 再構築(分解したものを自分なりに再度組み立てて形作る) 

言い換えれば、「外部から得たものを自分の中でオリジナルの考えに変換する力」を身につけるのが「哲学」とも言えますね。

その考えた結果が人と被ってようが構わないんです。「自分で考えた」というオリジナリティが大切なんです。(奇抜個性の違いはここですね)

そしてそのオリジナリティこそが、「アイデンティティ/信念/芸術/精神力/生き方」などの様々な形へと発展していくんです。

例えばニーチェなどの「偉人の格言集」なんてものがありますが、あれは彼らが人生において1〜3を何度も繰り返した結果、言葉として残っているのです。「なんか深いなぁ」ってものではなく、膨大なヒントが凝縮されている本当に貴重で価値のあるものなんですね。

似た話で、本を読むというのも同じ事ですね。正直、いくら数を読んでも1〜3ができてないとあまり意味がないんじゃないかと思います。(僕は大の本嫌いなので偉そうなことは言えませんが...)

◆ちなみに...

余談ですが肉じゃがの誕生の一説知ってますか?その一説を3ステップにするとこうなります。

  1. 東郷平八郎が留学中にビーフシチューを食べる(理解)
  2. 「ジャガイモとかニンジンとか入っとるんやな...醤油系の味やな...」(分解)
  3. 我流ビーフシチューを作り上げる(再構築)

これが後の肉じゃがである。あ、これだいぶわかりづらいな...

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タイトル「肉じゃがに学ぶ実用哲学」でも良かったね。

哲学的な考え方を身につけることによるメリット

◆アニメや映画などが格段に面白くなる

ところで、上記の「理解、分解、再構築」ってどこかで聞いたことありませんか?知ってる人は知ってると思います。「鋼の錬金術師」です。

世に出ている一般的に名作と認知されているようなものは、結構このような「哲学的要素」をふんだんに含んでいます。

僕の趣味ですが新世紀エヴァンゲリオンだったり、ジョジョの奇妙な冒険(特に5部)だったり。少し古いですが、映画マトリックスなんかは電脳と哲学がものすごく複雑に絡まってて最強に面白いです。

過去記事で書いているハウルの動く城もそうですね。ヒロインの名前はソフィー(Sophy)です。

だから僕は、漫画や映画を見るときは最初は単純にぼけーっと楽しんで、印象に残っているシーンを後から何度も見返して哲学的な視点で考えます。

そうすると、

そういうことか!

あ、じゃあこのシーンは!?なるほど、繋がった!

全体を通してのメッセージはそういうことだったのか!

っていう楽しみ方ができるわけです!(もしかしたらみんなしてることかと思いますが、僕的には哲学の恩恵がとても大きいです...)

他にも様々な有用性が

他にもいろいろとメリットがあります。仕事の効率が上がったり、習い事の上達が早くなったり、センスが良くなったり。(全て当社比です

例えば前回記事の英語学習法ですが、それにも似通ったものがあります。

映画と英語を「リスニング/リーディング/興味/楽しい/学習」などの要素に分解して、自分なりに納得のいくバランスで再構築した結果、自分にぴったりの勉強法を構築することができたというわけです。

このように「見えない部分」での恩恵が大きいです。哲学は基本的に「見えない学問」なんです。見えないものは意識しないとわかりません。

哲学には訓練が必要です。ですがそれは他の学問も同じです。数学や文学などの科目は小中高で授業という形で訓練しますが、哲学に関しては取り分けてそれが無かったというだけです。(ちなみに、フランスの学校では哲学は必修科目になっているそうです)

余談になりますが、中高英語教員の教職課程を修了した僕の考えですが、教師にもっとも必要な力は「哲学に対する理解」だと思っています。数学や科学、経済学や心理学、はたまた宗教学などの学問も全て元をたどると哲学なんです。

あぁー、テーマが膨大すぎて話があっちこっちに行きそうなのでここまで。

ひとことで言うと哲学とは「考えること」だと、僕は思います。

以上!