そういう考え方もあるよね

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【2度と行きたくない】押入れの中からインド旅行記が出てきた!【もう1度行きたい】

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こんばんは。押入れの整理をしていたら小さな小さなメモ帳が出てきました。

中を開いてみると、学生時代にインドにひとり旅したときの手記でした。しかも、なぜか旅行中の1日分だけが。とても懐かしくなったので記事にしてみました。

先に言っておきますが、オチもヤマもないくせにかなり長いです。

 

2014年3月16日のできごと

[散歩]と[食事]と[宿の予約]と

ブッダガヤのゲストハウスで目が覚め、朝からインド人の日本語にイライラしながら散歩する。みんな「トモダチ!ダイジョブ!」と声をかけてくる。中にはただ本当にフレンドリーな人もいるが、大概が詐欺なのでうんざりしている。

気晴らしの散歩を終えた後、ゲストハウス前あるレストランで食事をとる。ガーリックフライドライス(80ルピー[約80円])とレモンソーダ(20ルピー[約30円])。

ガーリックフライドライスは、米とニンニクだけしか入ってなかった。しかも皮がついたままのニンニク。でも割といける。

レモンソーダは、コップとレモン(丸ごと)とビン入り炭酸水が出てきた。自分で絞って混ぜろということ。インド初日だと「えっ」と思っただろうけど、今となっては些細なことである。搾りたてフレッシュさ全開なのでもちろんおいしかった。

レストランはWi-fiが繋がっていたので今夜の宿を予約。ホーリー祭の前夜だからすこし怖いので、ピックアップサービスのあるゲストハウス「Ganga Fuji Home」を予約した。日本人がよく泊まるゲストハウスだ。

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ホーリー祭りとは、色粉や色水を人にぶっかけまくる大無礼講祭である。(参照:ホーリー祭 - Wikipedia

ブッダ悟りの地へ

予約をした後、ピックアップのリクエストメールを送ってマハーボディ寺院に向かう。

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マハーボディ寺院とはブッダが悟りを開いたとされる寺院で、仏教でもっとも重要な聖地である。

とりあえずクロークに荷物をあずけて寺院へ。入り口は空港のボディチェックのように厳重な警備が敷かれており、ライフル銃を持った衛兵がボディチェックをしている。女性側のボディチェックは目隠しされたブースのようになっており、文化の違いを感じる。イスラムの女性はむやみに肌を見せない。

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これね、見たことあるよね (出典:イスラム教の大疑問|えりかせんせいのブログ back fromヨルダン

トークンって何の!?

ボディチェックを受けに行くと「トークン!」と言われた。

僕「えっ?」

衛兵「トークン!トークン!」

僕「えっ??」

衛兵「トークン!!!(怒)」

僕「えっ???」 

近くの人が英語で説明してくれたが、どうやらカメラを持って入るには専用のチケットがいるようで、それを「トークン」と呼んでいるのだそう。チケット売り場まで引き返し、100ルピー(約160円)でトークンを買ってようやく寺院へ。

あとから調べて気づいたが、本当は20ルピー(約30円)らしい...。80ルピー(約130円)は受付のねーちゃんがネコババしたんだろう。実に強かな人たちだ。

価値観の違い

寺院の中に控えていたのは、金色に光るブッダ像。その前には大量の小銭とお札が。お賽銭だ。

普段「金よこせ!」としつこいインド人が、これでもかというほどお布施をしていることに驚いた。感覚的に言うと僕たち日本人が10円20円をお布施するのとはわけが違う。所得や物価が全く違うのだから。

それにも関わらず彼らは生活費を切り崩してお賽銭をしている。身なりを見ると富裕層というわけでもなさそうだ。信仰に対する価値観の違いを感じる。

たぶん虫博士

僕もお賽銭を投げ入れ、形だけのお祈りをして寺院を出る。参拝者は寺院の周りを一周歩くことになっているようなので、自分も行こうと足を踏み出した瞬間、頭に何かが飛びついた。

振りほどこうとしてもなかなか取れず、パニックになり暴れ回る。左手でバシッと払った瞬間...

イッテェ!!

中指に痛みが。だ。

中に入れ!」というインド人兄ちゃんの声で寺院内へダッシュ。兄ちゃんに針を抜いてもらい、とりあえず落ち着く。

うなだれて座っていると、インド人3人組が「蜂か?刺されたか?」と人の気も知らず笑っていた。「冷たい物に擦り付けておけ!手すりとか!この器とか!」と言われたので、聖なる器らしきものでひたすら擦る。効果あるのかわからないけどありがとう。

そして、そろそろ良いかなと寺院を出る。指腫れてるなぁと眺めながら歩いていると、僧の格好をしたおばちゃんが僕の指を見て思いっきり怒鳴りはじめた。超ビビる。

隣の若者がすかさず「She said “Don’t walk! Stay inside!”」と通訳してくれた。

あぁーなるほど、指に残ったフェロモンのせいで出歩くと別の蜂が寄ってくるのか」と瞬時に理解した僕はたぶん虫博士

そして虫博士は、見知らぬおじさんにみかんを貰ったので食べて時を待つ。みんな優しい。

悟りの木

ハチ騒動もひと段落し、寺院の裏にあるブッダが悟りを開いた木へ向かう。(参考:ゴータマ・ブッダの菩提樹 - Wikipedia

見た感じは普通の木だった。特に何の変哲も無い木。しかし、多くの人が拝んでおり、そのほとんどがを流している。何の涙かは僕にはわからなかった

頭では理解できたとしても、心からは理解できないだろうなと思った僕は何故か申し訳なくなり、その場を去った。

僧かっこいい

すぐ近くでお祈りのようなものが行われていたので見学に行ったのだが、1人の僧が無数の蜂に囲まれているのを発見。その僧は、落ち着いた動きで「バサッ」とマントで身を守る。

「え...あれって...バットマンやん!!かっこよすぎや!

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※イメージ図です

って心の中で密かに興奮した。でもあの後どうするんだろう...と気になったが蜂が怖いのでビビって逃げた。寺院を出る。

ホーリー祭りだからな!

インターネットカフェを見つけたので、メールをチェックしに入る。店員2人は酒を飲んで酔っ払っていた。ほんと日本じゃありえないことだけど、やっぱりもういちいち驚かない。

今日はホーリー祭だからビールを飲んでるんだ!はっはっは!」とのこと。

いやそれ、明日ですけど?

まぁ細かいことは置いておいて、何故かトトロの話で盛り上がりながらメールをチェックすると、午前中に予約したバラナシの宿から返事が来ていた。

ホーリー祭だからピックアップ行けません。自分でリクシャかタクシー探してください。」とのこと。なるほど。ホーリー祭前夜に駅から宿まで行くのが怖くてピックアップのある宿を予約したのだが、これでは意味が無い。

ちなみにホーリー祭前夜は、町の至る所でキャンプファイヤーしていたり酔っ払いが身ぐるみ剥ぎに来たり、さながら世紀末である。

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まさに暴動である。(出典:My Yatra Diary...: Happy Holi... The Colors of the Holy fire, Holika Dahan

聖なる葉っぱ!

ネット代20ルピー(約30円)を払って外へ。ブッダガヤーには様々なお寺があるので見て回る。すると、以前に宿で出会ったスペイン人のラウルに会った。手に何やら枯れ葉のようなものを数枚持っている。

聖なる木の下で瞑想してたら降ってきた。1枚あげるよ。」と言い、菩薩樹の葉をくれた。どうしようこれ。

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聖なる葉っぱ。

僕の目は節穴だ

ラウルにまた後でと別れを言い、お土産を買いに辺りをぶらつく。金色に輝く仏陀像を見つけ、80ルピー(約130円)だと言うので購入した。

箱から出して背中を見てみる。

背中、塗装ないやん!

騙された!箱のパッケージから見える表側だけが塗装されている、いわゆるハリボテだったのだ。気付かずに買った僕の目が節穴だった。思わず、即買いしてしまった自分がバカらしくなってニヤけた

そして小さなブッダやらガネーシャやらの小さな像をいくつか購入。

やっぱりボリたいインド人

その後駅へ向かおうとオートリクシャを探していると、バイクに乗った2人組に話しかけられた。

今日はホーリー祭のせいで駅に行くリクシャは全部高いよ。400〜500ルピーはする。ガソリン代さえ出してくれたらバイクで送ってくよ。

と言うので、値段を聞けば300ルピー(約490円)。インドにしてはかなり高い

他の方法を探すと言ったら、

大丈夫!僕日本に友達がいて日本好きだから日本人助けたいだけ!

出たよこれ

日本人カモろうとする奴は絶対にこれ言うよね。彼が言う友達はたぶん今までにボってきた日本人たちのことだと思う。

「ありがとう、でもがんばってリクシャ探すよ」と言ったら、急に怒りの形相になって捨て台詞を吐きながら去って行った。

結局100ルピー(約160円)で駅まで連れて行ってくれるオートリクシャを見つけた。ほんと、たくましい人種だと思うよ。(褒め言葉

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オートリクシャ。タイで言う「トゥクトゥク」ですね。ちなみに、自転車のように人力で漕ぐ「リクシャ」というものもある。ちなみにリクシャっていうのは「力車」が由来。 

パリパリのディナー

駅についてどの電車に乗ればいいのか尋ねると、1時間遅れているとのこと。電車の1時間遅れは日常茶飯事。長距離列車だと普通に3時間遅れたりも。

時間があるので近くのレストランで夕食をとることにした。バターマサラドザー60ルピー(約100円)とティー10ルピー(約16円)。

ドザージャガイモやニンジンをペースト状にしたものをパリパリの生地で包んだもの。カレーと一緒に出てきたのでナンのようにつけながら食べた。おいしいかどうかわからない。

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ドザー。パリパリしてるよ。

バラナシへの片道特急

食事を終えて電車を待っていると誰かに声をかけられる。スペイン人のラウルだ。僕とは反対方向の、コルカタ行きの電車に乗るらしい。

適当に「こんな安宿泊まったぜ話」をしていると電車が来たので、別れを告げる。お元気で。

そして電車に乗り込み自分の寝台を探すと、僕の寝台で既に誰かが寝ている。ゆさゆさ起こして、そこは自分の席だと言うと「I know...」と言いながらどこかへ消えていった。

インド人まじ適当。 でもそれがイイ。

18:40出発の電車だったが、結局20:13の出発に。そして着くのは23時頃。とても怖いホーリー期間のバラナシは大変危険らしい。ホーリーでなくても深夜はとても危なく、1ヶ月に3〜4人の外国人旅行者が行方不明になっていると聞いたことがある。つまり1週間にひとり

とても怖い。この日記がここで途切れないことを祈る。

(文章はここで途切れている)

撮影した写真たち

以上、2014年3月26日の出来事だ!!ヤマもオチもないね。

良い感じのところで途切れてましたが、僕は生きています

最後はいくつか撮った写真貼り付けて終わり。長いのにお疲れ様でした。

f:id:kangaeru-ashi:20160510224127j:plainおちゃめなおっさん。

f:id:kangaeru-ashi:20160510224136j:plainジュース絞ってくれるおっさん。

f:id:kangaeru-ashi:20160510224156j:plain運ぶおばちゃん。

f:id:kangaeru-ashi:20160510224149j:plainどこの国でも子供たちの笑顔は宝物です。

f:id:kangaeru-ashi:20160510224212j:plainホーリー祭り。もはや暴動。

f:id:kangaeru-ashi:20160510224215j:plainまさに暴動。

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でも超絶たのしそう。

f:id:kangaeru-ashi:20160510224210j:plain子どもたちも楽しそう。

f:id:kangaeru-ashi:20160510224230j:plain獲物を見定める。

f:id:kangaeru-ashi:20160510224216j:plainインド人ってカメラ向けると絶対キメ顔するよ。一瞬で。

f:id:kangaeru-ashi:20160510224240j:plain汚れちゃったらお風呂(ガンジス川)だ。

f:id:kangaeru-ashi:20160510224238j:plainオートリクシャからの眺め。

以上!!!!!

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