そういう考え方もあるよね

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トマトジュースを2ヶ月毎日飲んでみた結果【健康に効果は?】

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はい、タイトルの通りトマトジュースを2ヶ月毎日飲んでみた結果、体にどう影響があったか書きます。

それをやろうと思ったきっかけは特になく、「トマトジュースは体に良いって聞くけど、何がどう良いの?」と、ただ疑問に思っただけです。

とりあえず軽く調べてみると「トマトジュースの健康効果!」という情報がたくさん出てきました。が、同じように「トマトジュースは意味がない!」という情報もたくさん出てきました。

強いて言えば、その時の気持ち「あー、もうめんどくさい!飲めばわかる!!」というのがきっかけです。

で、だいたい2ヶ月くらい経ったので書きます。

トマトジュース選び

飲んでみたトマトジュースはこれです。

伊藤園 熟トマト 900g×12本

伊藤園 熟トマト 900g×12本

 

 伊藤園 熟とまと 900g

アフィリエイトじゃないので、別にドラッグストアとかで買ってくれればいいです) 

◆選んだ理由

①入手性が良い

どこでも買えます。どこのドラッグストアやスーパーに行っても売ってる。

健康になるぞ!」ではなく、とりあえず飲んでみよーという感じなので、入手性が悪いとたぶん途中でやめちゃうなと思って。

仕事の営業外回りの帰り道で買って、会社の冷蔵庫にストックしています。

②無塩である

 これは必須条件です。ただでさえ外食が多くて塩分過多な生活なので、無塩であることは必須です。

③安い

この間行ったドラッグストアでは、1本118円(税抜)でした。

◆飲み方

これは適当です。飲む量や時間などは一切決めず、とりあえず冷蔵庫にストックして気が向いたら飲む感じです。

量に関しては、だいたい2〜3日で1本(900g)を飲んでいたので、単純計算で1日300〜400gです。 

それを2ヶ月続けた結果...

そんな感じでトマトジュースを2ヶ月飲み続けた結果、かなり変化がありました。巷で謳われている効果は気にせず、率直に自分で「実感できた変化」だけ書きます。

①便通が良くなった

飲み始めて1週間後くらいから、とつぜん便通がよくなり始めました。僕はもともと、野菜をあまり食べないので食物繊維不足でかなり便秘気味でしたが、今ではすっかり解消されて毎日順調です。

②食欲が増えた

食欲が増えたというか、どちらかといえばお腹の空くリズムが整ったという感じですね。言葉にしづらいんですが、胃が元気になってお腹の空き方が上手になった感じです。以前は胃が「お腹...すいたよ...うぅ...」といった感じだったんですが、今は「お腹すいたー!お腹すいたなー!!」と、なんか健やかで良い感じです。その結果、美味しいご飯をたくさん食べたくなるようになりました。

③痩せた

文字通り、痩せました。この間たまたま健康診断があったのですが、前回と比較して中性脂肪が40%減り、コレステロール値が15%減り、体重が1.5kg減って、ウエストが4cm縮んでいました。もともと痩せ型なのですが、飲み始める前と比べて明らかにお腹周りの脂肪が薄くなったのを実感できます。つまんでみると明らかに減っている...。

④集中力が増した

気のせいだろと言われたらそれまでなんですが、なんだか最近妙に集中できるようになりました。

僕は恥ずかしながら、生まれてこのかたしっかりと読書なんてしたことありませんでした。途中で飽きたり読み疲れたりするので、いつも数ページでやめてしまっていました。が、最近急にぐんぐん読めるようになってきて、1〜2日で1冊読み切ってしまう日もあります。(おかげで書籍代がかさむ...)

これがトマトジュースの効果によるものだとは信じがたいかもしれませんが、最近の生活で変わったことというとトマトジュースくらいなので...

なぜそんな効果が現れるのか?

以上が実感できた効果です。嘘は言ってませんが体に関することは個人差があると思うので、同じように飲んでも変わらない人もいるかもしれません。

そんな効果を実感したわけですが、なぜそんな効果が現れるのかひとつひとつ調べてみたので下記にまとめます。

①便通〜食欲〜痩せ

トマトジュースに含まれる栄養素とその働きは下記の通りです。

ペクチン(水溶性の食物繊維の1種)

・体内でコレステロールが吸収されるのを防ぐ

・腸内の物質と結合することで、便の容積を増やし、腸内のぜん動運動を促進する。

クエン酸

・胃や腸の粘膜を修復し、胃腸の働きを正常にする

カリウム

・余分な塩分を、水分とともに体外へ排出する機能を促す(発汗作用/利尿作用)

マグネシウム

・水分を集める性質があり、腸内に届くと便に水分を集め柔らかくする(下剤の主成分としても使われている)

 

ざっと調べてみて、以上の成分が作用しているようです。上記を踏まえてわかりやすく順番に書くと、下記のようなメカニズムでこういう効果が出ているようです。

上記成分により便通が良くなる(便秘解消) → 腸壁での吸収率が上がる → 胃腸の働きが活発になり消化能力が上がる(食欲増進) → 消化に使われるエネルギー消費量が増えて脂肪を残しにくくなる(蓄積脂肪の減少)

こうやって見てみると、「便通が良くなり、食欲が増し、蓄積脂肪が減る」という効果も「なるほど!」と納得できますね。

②集中力について

おそらく下記の作用で「集中力向上」の効果が出ていると思われます。僕の体感と調べた情報ですので、信ぴょう性についてはお任せします。

1.リコピンの抗酸化作用による活性酸素の抑制

トマトに含まれるリコピンには抗酸化作用があります。抗酸化作用とは、「活性酸素」というものの発生を抑制する効果のことです。

活性酸素とは、文字通り活性化された酸素です。不安定な分子構造をしており、酸化反応が強い(=攻撃性が強い)ことが特徴です。体内に常に一定量あり、呼吸により吸い込んだ酸素の1〜2%が活性酸素に変わると言われています。

正常な量の活性酸素は、その酸化作用が細菌に対する免疫力となり、体を細菌から守る働きをしてくれます。風邪をひいたときに熱が出るのは、活性酸素の免疫作用によるものです。「風邪を治したければ解熱剤を使わないように」という考えがありますが、解熱をすると活性酸素の免疫反応を妨げて治りを遅くするからです。

活性酸素は人体へのストレスにより増加すると言われています。高熱が続き、人体が強いストレスに晒され続けると活性酸素はどんどん増加します。増加しすぎた活性酸素はその攻撃性により正常な細胞をも傷つけ始めます。あまりにも熱が高いときは頭を冷やすのは、脳の細胞が損傷するのを防ぐ為です。

同じように、心理的・社会的なストレスによっても活性酸素は増加します。リコピンは、そんなストレスによる活性酸素の増加を防ぎ、脳細胞の働きを正常化させる効果があると言われています。

2.グルタミン酸による抑制性神経伝達物質の増加(GABA)

グルタミン酸は体内で「GABA」と呼ばれる抑制性神経伝達物質に変化します。

抑制性とは、興奮を沈めてリラックスさせる性質のことです。「集中する」という状態はリラックス状態によってもたらされるものなので、リラックス効果が集中力を強化しているのではないかと考えられます。

しかし、GABAは「血液脳関門」と呼ばれる脳へと血液が出入りするための関門を通れないと言われています。そのため「グルタミン酸を経口摂取しても意味がない!」と言われていますが、「直接的には」意味がないというだけなようです。

グルタミン酸から生成されたGABAが腸へ届くと、腸内にあるGABA受容体が刺激され、電気信号となり中枢神経を伝わって、脳内でのGABA生成を促すと考えられる研究結果もあるようです。

つまり、「トマトジュースを飲んでグルタミン酸を摂取 → 脳内で抑制性神経伝達物質が生成される → 脳をリラックスさせる → リラックス状態により集中力が増す」といった具合ですね。GABAが生成されると、合わせて海馬も刺激されるようなので、記憶力も上がるのかもしれませんね。

おわりに

以上、つらつらと調べたうんちくを書きましたが、医学的に解明されてない部分も多いようで、研究者の方には失礼ですがある意味オカルトチックな部分もあるかとは思います。(活性酸素!美容!健康!トマトジュース!という言葉が一人歩きすると、どうしても「怪しい...」と思ってしまいますよね。)

とりあえず飲んでみて感じた効果をもとに調べた」という内容なので、個人的にはトマトジュースってかなり効果あるなーと思ってます。たまたま僕の生活習慣に合っていただけかもしれませんが。

まぁ、別に我慢して飲んでいるわけではなく、おいしく飲めているので効果があろうがなかろうが、実はどっちでも構わなかったり。

そんな感じです。気になる人はぜひ試して報告ください!以上!