そういう考え方もあるよね

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「仕事ができるけど当たりがキツい人」のことをどう考えるか?【仕事/人間関係/悩み】

 先日、お友達と話をしていて「職場でウマが合わない人がいて、どう接したらいいと思う?」って聞かれました。仕事はバッチリできる人だけど、当たりがキツく性格的に合わないそうです。

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「あ〜ん?ググレカス。」

多分そういったタイプのムカつく同僚、ムカつく先輩、ムカつく上司ってどこの職場でもいると思います。正直、仕事はできても性格が合わないと辛いですよね。

しかし、嫌だ嫌だとも言ってられませんよね。「そんな綺麗事...」っていうような内容かもしれませんが、僕なりの考え方を書きます。

まず、会社って何?

まず、会社って何なのでしょう。「そういうものがある」といった漠然とした感じでしょうか。正直、去年の僕はそういう風に「毎朝行って働いて、給料を払ってくれるところ」と漠然と捉えてました。

それもそう、実のところ会社組織なんてものは実態があるわけではなく、ただの「人の集まり」だから仕方ありません。実態のない概念的なものは、意識しないとなかなか理解しづらいものです。

ひとことで言うとですね、会社っていうのは「社会へ貢献するための集まり」だと思います。前回の記事でも書いた通り、ビジネスっていうのは「社会に貢献をして、そのお礼として利益を受け取るもの」というのが正しい姿だと僕は信じています。

貢献する方法っていうのは業界や会社によって本当にバラバラです。社会は複雑に絡まり合っているので、ここでの説明は省略します。

会社が守るもの

しかし、どの企業にとっても共通している貢献方法がひとつあります。「社員の生活を守る」ということです。経営者が担う責任のひとつですね。

 会社は得た利益で社員に給料を支払って、人々はそのお金で生活をします。衣食住はもちろん、趣味を楽しんだり、結婚して子どもを育てたり、はたまたそれを資本に起業して自ら別の社会貢献をしてみようとしたり。そうして社会は回っていきます。

じゃあうちの会社は何でこんなに給料少ないんだ!会社としての責任を果たしていない!と思う方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、タイトルの本筋から離れてしまうので、すみませんがグッと堪えて頂いて...)

思考回路を組み替える

というわけで、僕たちは悲しいかな給料で生かされているわけですね。そしてその給料は仕事のデキる人が生み出す利益からもたらされているわけですね。

ここで「仕事ができるけどムカつく」から「ムカつくけど仕事ができる」に思考回路を組み替えてみましょう。

そうすると「ムカつくけどあの人が仕事できるおかげで、僕は美味しいものが食べられたり、新しい洋服を買ったりできるんだ。ありがてぇ...。」って思えてきませんか?

そうですね、思えてきませんよね。

 まぁ、どう思われるかは人それぞれの性格に任せます。

あんなムカつく奴に生かされてるのは悔しい!仕事バリバリできるようになって、自分の分は自分で賄ったるわ!

あの人は当たりキツいけど、ちゃんと貢献してくれてるから少しはありがたいと思わないとな〜

などなどあると思いますが、こういった考え方もあると知っていることで、拠り所のない感情も少しは安定するのではないかと思ってます。

正直、けっこう「荒技な理論」であるとは思うので、全員が同じように思えとは言いません。ですが「仕事/会社=ネガティブなもの」というイメージの方にこういう考え方もあるよと知って頂きたくはあります。

ちなみに僕の場合は「それにしてもムカつくので別の方法を考える」という行動をとりました。じゃあそっち教えろよ!ってなりますが、あれもこれも一度には大変です。焦らずじっくりです。千里の道も一歩からです!

以上!